GREENHORN JAZZ ORCHESTRAについて

GJOの歴史

GJOこと「GREENHORN JAZZ ORCHESTRA」は、音楽による青少年の健全育成を目的に活動していた「あかつき音楽団」の解散をうけ、その歴史と伝統を継承した17名の音楽愛好家によって1969年4月6日に創立されました。

バンド名にある「GREENHORN」には、未熟者、初心者、青二才、世間知らず、間抜けなどの意味(生えはじめのツノという意)があります。

命名の由来は、当時のメンバー曰く『解散した桂高校OBのスイングオーケストラの譜面台を貰い受けたところ、その譜面台に「SWING ORCHESTRA GREENHORN」なるバンド名が記載されていた。それを書き替えるのが邪魔くさかったからそのままバンドの名称に転用した』のだそうです。

GJOのそもそものはじまりは、GJO創立の6年前、1963年にまで遡ります。

当時、吹奏楽普及運動の高まりのなかで、西院中学校吹奏楽部のOBたちが吹奏楽団を組織しました。

同吹奏楽団は練習場所を確保するべく母校西院中学に学校施設の使用を打診しましたが、残念ながらそれは認められませんでした。

その後、南所繁氏を中心に練習場を捜し続け、春日神社宮司の米川安國氏に相談を持ちかける運びとなりました。

相談をうけた米川安國氏は練習場所の提供を快く承諾、練習場の用意のみならず楽器やユニフォームなども提供くださいました。

そして青少年に音楽を演奏する機会を与え情操を豊かにし、楽団集団生活により人格の向上と社会性の陶治を成すことを目的とした「西院吹奏楽団」を組織するに至りました。

このとき産声を上げた「西院吹奏楽団」こそ、GJOの起源となる楽団です。

その後「西院吹奏楽団」は「ブルー・スカイ吹奏楽団」さらに「あかつき音楽団」と改名、その変遷のなかで西院中学OB以外のメンバーもどんどん仲間に引き入れながら、いっぱしのアマチュア吹奏楽団へと成長していきました。

こうして福祉施設への慰問演奏を中心に精力的な活動を続けてきましたが、時とともに少しずつメンバーが減っていってしまい、1968年3月、ついに解散を決断することとなりました。

ところが、「このまま解散させてしまうのは惜しい!」という米川安國氏の強い想いを受けて、前GJOバンドリーダー柴田憲が中心となり楽団再建にむけて暗躍しはじめるのでした。

一年余りの準備期間のなかで、すでに解散した「あかつき音楽団」「スイング・オーケストラ・グリーンホーン(桂高校吹奏楽部OBのバンド)」「中西徳四郎とニュー・ヒッツ・キッツ(モードサロン女王蜂の専属バンド)」などの楽団で活躍していた元メンバー17名が集結、1969年4月6日に満を持して新生ジャズビッグバンド「GREENHORN JAZZ ORCHESTRA」が爆誕しました。

それから50年もの永い永い年月、前バンドリーダー柴田憲を中心にGJOの歴史と伝統は紡がれてきました。

そして2019年5月26日、大成功のうちに幕を閉じた「GJO創立50周年記念ライブ」を区切りとし、柴田憲は引退しました。

現在は新しくリーダーに就任した柴田康平を中心として、先輩方より受け継いだ歴史と伝統を守り未来へとつなげるべく、メンバー一丸となり楽しく演奏活動を続けております。

GJO過去の演奏記録

GJOが創立準備期間の1968年から現在までに出演したイベントの全記録を下記リンクよりご覧いただけます。

膨大なのでじっくりご覧になる方はあまりいないと思いますが、GJOの歴史を未来につなげる意味でも記録を残し続けたいと思っています。

GJO演奏記録

バンド情報

バンド名 GREENHORN JAZZ ORCHESTRA(略称:GJO)
設立 1969年4月6日
バンドリーダー 柴田康平
活動内容 定期ライブ開催、関西一円の音楽イベント出演、依頼演奏、地域イベント出演、春日祭への参加など
練習場所 西院春日神社境内 GJO練習室
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